ゲヴュルツトラミネール サン ジョルジュ (白ワイン フランス アルザス ドメーヌ ブレル) [4935919314756]

ゲヴュルツトラミネール サン ジョルジュ (白ワイン フランス アルザス ドメーヌ ブレル) [4935919314756]

販売価格: 3,520(税込)

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商品詳細

品種特有のバラやライチの豊かな香り、力強くリッチなゲヴュルツ
モルスハイム村とミュツィグ村の標高210〜320m、平均樹齢35年のゲヴュルツトラミネールを使用したやや辛口ワインです。 土壌は65%が粘土、35%が石灰岩で、手摘みで収穫した葡萄は除梗せず12時間かけてゆっくりと圧搾します。

発酵は葡萄の果皮についている天然酵母を使い2,530Lのフードルで行い、温度は22度以下に厳格にコントロールします。 アルコール発酵後にマロラクティック発酵を行い、熟成は澱と共に同じフードルで収穫の翌年の春まで行います。

ブドウ品種の中でもゲヴュルツトラミネールに特徴的なライチやバラ、スパイスを思わせる素晴らしく豊かなアロマが広がります。非常に力強いボディがあり、リッチな味わいです。


生産者:ドメーヌ ブレル

このドメーヌは、19世紀ころ、モルスハイムで葡萄栽培を始め、葡萄は他へバルク売りをしていました。 1970年代初め 5代目のポールが元詰めを開始。ブリュデルタールを中心とした3haとオルダーフルストの一部を入手しています。
2018年に現在、7代目のジュリアンがドメースを引き継いでいます。ジュリアンはディジョンの大学で栽培、醸造を学び、国内外で経験を積んでいます。 当時「ラ ルヴュ デュ ヴァン ド フランス2021.06」に写真入りで掲載されています。

「テロワールが持つスタイルをそのまま醸造する」

ジュリアンは、それぞれの葡萄畑が持つテロワールや、ヴィンテージの特徴をありのままに映し出すようなワインを造りたいと考えています。葡萄が持つポテンシャルを最大限に発揮出来るようフェノールの成熟を待つため、アルコール度数は高くなります。例えば、今回入荷したシルヴァネール、ピノ グリ、ゲヴュルツトラミネールのアルコール度数は15%です。しかしながら、ワインの味わいは素晴らしく、美しくバランスが取れています。ジュリアンは、モルスハイムのテロワールについて「ワインの背骨となる、しっかりとした酸をもたらします」と教えてくれました。このテロワールがあるからこそ、バランスの取れた味わいが得られるのだと 実感させられます。

収穫は全て手摘みです。発酵の際には、あらかじめ小量の葡萄を潰しておき、天然酵母で自然発酵した果汁をスターターとして使用します。SO2は、偉大なアルザス ワインとしての均衡を得るために、必要な時にのみ使用します。

ジュリアンは、「私にとって、ワイン造りで最も大切なものは畑です。ワインメーカーは畑に出て、テロワールを理解し、個々のヴィンテージを感じる必要があります」、「偉大なテロワールを表現したワインにするには、ワインをあるがままに任せることです」と語ります。畑は細かい区画に分かれ、それぞれが異なる多様性を持っています。ジュリアンは、個々の区画、土壌の特徴を見て、それぞれの個性をワインに表現したいと考えています。


「畑仕事で重要な点は、注意深く観察すること。そして常識的な判断力を持つことです」

葡萄畑は、ジュリアンが引き継いだ2018年からオーガニックに転換しました。有機認証(ABマーク)が、2021VTからラベルに表示できる予定です。ジュリアンは、畑の管理において重要な点は、「畑を注意深く観察すること。そして常識的な判断力を持つこと」だと考えています。畝の間には1列おきに自然の草を生やしています。目的は、畑の生物多様性を保つためです。そして、土中に水分を供給するためでもあります。また、畑の周辺には森や林といった自然環境を残し、様々な生物が生息出来るようにしています。畑は耕して土を柔らかくし、空気を含ませます。これにより葡萄の根が順調に伸び、栄養分を充分に地中から吸収できるようにしています。草を刈り取る、または残すという判断は、畑の状況を見極めながら行います。たとえば、夏に雨が多く降った場合は草を刈り取ります。逆に雨が降らず、暑い夏の場合は、土に水分が供給されるように草を生やしたままにしておきます。こうした点で、観察と判断が問われます。

ジュリアンは、畑作業で最も重要な作業として、「剪定」を挙げています。収量を制限するために、1本の枝についている芽の数を半分にします。非常に手間がかかりますが、こうすることで葡萄の房の数が減り、高い集約を得ることが出来ます。また、夏の間に葉が密集し過ぎないように風通しを良くし、病害の発生を防ぎます。収穫をはじめ、芽掻きや誘引など畑作業のほとんどを手作業で行っています。「手作業で畑の手入れをすることは、畑をより良い状態に保つために、とても重要なことだと考えています。」


「分析の数値よりも、自分自身の味覚を信じています」

葡萄の収穫はすべて手摘みで行います。収穫のタイミングは、フェノール類が成熟した時です。種が茶色になり、葡萄の果皮が薄くなって、アロマが最大になるタイミングを見極めています。そのため、収穫の3週間前から畑に入って、実際に食べて味を見て、これでいいと確信できたときに収穫を決めています。収穫した葡萄はすぐにセラーに運び、除梗、破砕せず、全房圧搾を行います。品種や区画によって異なりますが、4〜12時間ほどの時間をかけてゆっくりとプレスします。最初に搾った果汁はとても甘くて複雑な味わいですが、最後に搾った果汁は、特に乾燥したドライなヴィンテージではビターな味がすることもあります。このため、最初と最後のプレスジュースは、混ぜずに別々に醸造しています。果汁は重力を利用してタンクに移します。

発酵は葡萄の果皮についている天然酵母で行います。収穫の3〜4日前に摘み取った葡萄を潰して自然発酵させ、それをプレス果汁に加えています。すべてのワインはゆっくりと時間をかけて発酵させます。発酵温度は22度を超えないようにコントロールしています。アルコール発酵後、マロラクティック発酵を行います。その後、すべての澱と一緒に11ヶ月から18ヶ月ほど熟成させます。ボトリングの前まで澱引きはしません。

若木の葡萄で仕込むワインは品質が低いと考えているため、自社で瓶詰せずにバルクで売ってしまいます。その比率は全生産量の10%を占めているため、自社で瓶詰めするワインは年間3〜4万本ほどしかありません。こうした妥協のない姿勢が、ワインの美味しさに結び付いています。

「粘土と石灰岩で構成されているモルスハイムのテロワールは、ワインの背骨となるしっかりとした酸をもたらしてくれます。ワインメーカーの仕事は、その背骨に肉付けをしてあげることだと考えています。ワインにボディを与えるため、澱引きをせず(シュール リー)、マロラクティック発酵を行っています。ワインの安定性と一貫性を保つためにフィルターをかけ、同じ週にボトリングします」。

アルザスの高貴品種のひとつとされるピノ グリ。ドメーヌ ブレルではアルコール度数が15%になる年もあります。自然のままに醸造するジュリアンの哲学が反映されています。

商品詳細

商品名 ゲヴュルツトラミネール サン ジョルジュ
生産者 ドメーヌ ブレル
生産地 フランス / アルザス
ヴィンテージ 2021年 ※輸入状況や在庫の関係上、実際のヴィンテージと違う場合があります。詳細はお問い合わせください。
品種 ゲヴュルツトラミネール
タイプ コクあり 白ワイン
アルコール 14.5%
容量 750ml
コルク
栽培法 有機栽培
使用酵母 天然酵母
熟成 樽で澱と共に熟成
注意 画像はイメージです。実際の商品とラベルデザインが異なる場合がございます。

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